ムツィオ・クレメンティ(Muzio-Clementi, 1752-1832)は、ローマの銀細工工師として生まれた。
9歳の時には早くもオルガニストとなり、14歳でイギリスに渡り、ロンドンでチェンバロ奏者・作曲家としてデビュー。ピアノのためのソナタ、交響曲、協奏曲、室内楽を書いた。
自分が作曲した作品を楽譜として出版し、出来るだけたくさんの人に弾いてもらおうと考えてピアノ制作にも乗り出し、ピアノを大いに普及させた。ビジネスの才能も持ち合わせていたようだ。
また、コンサートを定期的に開催する協会も設立し、ロンドン楽壇の大御所として、長い人生を送った。
0 件のコメント:
コメントを投稿